私は以前「完璧主義」でした。でも今はもう違います。
完璧主義を卒業したら、すごーく楽になりました。
なので今日は、ちょっとそのことについて書いていきたいと思います。
社会人として働きだして何年か経った頃、自分は完璧主義であることに気付きました。
それまで自分をそんな風に思ったことなかったんですけどね…。
だって真面目ではあるけれど、めちゃくちゃめんどくさがり屋の超適当ヤロウだし。
まあ、人から見たら「は?あなたのどこが完璧主義なの?」って感じかも知れませんが、少なくとも自分ではそうだと自覚するようになったんです。
で、そう自覚してから子供の頃のこんなエピソードも思い出しました。
小学生の頃、算数の時間に「cm」や「m」など、距離の単位について勉強していたときのこと。
私はその単元でちょっとわからない点があったんです。
距離の単位について授業が進んでいく中で、先生は、「10mは1000cmである」と私達に教えてくれるわけですが、そこが全く理解できなかったんです。
意味不明だったんです。
「ん?何が意味不明??」って大抵の方は思うでしょうね(笑)。
なぜ理解できなかったかというと、言葉の「音」に引っ張られてしまったからです。
そもそも、算数の時間には「m」の前に「cm」を習っていたわけですが、「cm」って「センチメートル」と発音しますよね。
私はその「センチメートル」の「セン」を、数としての「1000」だと捉えていたんです(笑)。
つまり、「cm」には予め「1000」が内包されている(パックになっている)んだと理解してしまったのです。
だから例えば「5cm」は、私にとって「5000チメートル」だったのです。今考えるとこの理解の仕方の方が意味不明。
そして、「チメートル」という架空の単位が頭に刷り込まれた状態で、「10mは1000cmである」と習うとどうなるか。
はい、もうパニックです。
「10mは1000cm」を声に出すと、「ジュウメートルワセンセンチメートル」ですよね。
「セン」が2回続いているので、「10mは10001000チメートル」だと私は受け取ってしまいました。
でも待って。「10001000チメートル」って何?「10001000」って何??
「セン」が2個あるから「2000」じゃダメなの!?もしくは「1千万1千」じゃないの!!??
となってしまったわけです。
先生に質問しまくりました。「ジュウメートルワセンセンチメートル」ってどういうことなん?と。
しかし、先生も私が一体どこでどうつまずいているのか分からなかったようで、解説してもらっても全然入って来なかったんですよね。
まさか先生も「センチメートル」の「セン」を「1000」だと捉えているなんて思ってもみなかったでしょうし。
もう当時の私としては、ここをクリアにしないと次に進む気になれませんでした。
授業は次の応用編に取り掛かっているけれど、ずーっと頭のことはこのことばかりです。
で、少し時間が経って、「センチメートル」の「セン」は「1000」とは何の関係もなく、「センチメートル」という単位の「名前」の一部なんだとようやく理解できました。
でもね、そうなってくると、なぜ「cm」は「cm」なのか?なんていう、それはそれはもう途方もない疑問が浮かんできたワケです(笑)。もう一種の哲学ですよね。
もちろん先生に聞いても、明確な答えは出てきません。だからこれも一人で悶々と思考を巡らせていました。
ただこれも時間が経つと、「何でかは知らんけど、「cm」は「cm」なんだな。もうただそれでいんだな」と受け入れることができました。一種の悟りです(笑)。
おかげで、最初は点数の悪かったこの単元も、後半には高得点を取れるようになりました。
ただこの話、「cm」に限ったことではないんです。
小学生の頃は他の単元や他の事柄に関しても、なんか「そもそも」のところで意味不明につまずいて、最初はテストの点数も悪いけど、だんだんそこを克服して最終的には良い点になっていく、みたいな。
すみません。小学生の頃の話をこんな長々と話してしまって…(汗)
えーと。何の話でしたっけ…あ、「完璧主義」についての話ですね。
このエピソードを通じて何を言いたかったかというと、私は、「ひとつひとつを完璧に理解しないと次に進みたくない」と考えるタイプの「完璧主義」だったということです。
社会人になって仕事を始めてから、やはりこの完璧主義は顕著に出てくるようになりました。
あと同時に、「仕事にしても何かするにしても、自分なりの合格点に達しないと次に進みたくない、終わらせたくない」という類の「完璧主義」でもありました。
しかしそんな私も、さらに大人になったとき、「完璧主義」でいることがどんどんしどくなってきて、そういうのを辞めたいと思うようになりました。
でも、やっぱり簡単には辞められなかったんです。
だってそのおかげでいろんな人に評価されたり、頼られたり、自分を守ったり、高められてきたような気がするから。
だからこの「完璧主義」を辞めたら、いろんなものを失くすんじゃないかと怖かった。
手放したいと思いながらも、握りしめていたんですね。
でも、そろそろ限界に達し、あるとき「もういいや。なるようになれ。」の境地になって遂にその「完璧主義」を手放すことにしました。
恐い気持ちもあったけど。
そしたらね・・・・・・・もうめっさラクちん!!!!!!
しかも思っていたような悪い事態にも別にならない(笑)。
で、気付きました。
それについて完璧に理解してなくても次には進めるし、どんどん前に行った方がむしろ早く理解できるようになると。
自分なりの合格点に達することなしにそれを終わらせても、大した支障はないどころか、「まーこのくらいでいいや」というスタンスで取り組む方が無駄なストレスを感じることがなくなって、より良い効果を生むことを。
だからね、完璧主義は悪いことではないし、それによって得るものもたくさんあると思うけど、自分なりに完璧にやりこなすということを楽しめないのであれば、さっさとそんな主義は手放しちゃうのもアリです。
「楽しめない」のであれば、きっとそれはあなたが「やらなきゃいけない」ことではない。
「あなた自身が楽しめるやり方」で生きていく方が、「完璧にやる」より、うんと素敵にいろいろまとまっていくと思います★
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